コントラストの低い隣接したピクセルをぼかします。

選択的ガウスぼかしダイアログの見方

イメージウインドウ上部メニュー ⇒フィルタ ⇒ぼかし⇒選択的ガウスぼかし

2016-04-29_112148

選択的ガウスぼかしは、コントラストの低いものを選んでぼかすことができます。

コントラストとは、画像や画面の暗い(黒い)部分から明るい(白い)部分までの幅のことで、明暗の差が大きいほどコントラストが強いと言います。

プレビューで、その効果をみながらかけていき、ぼかし半径の数値でぼかしの効果の幅を広げます。

選択的ガウスぼかしでは、隣接するコントラストの低い部分のみをぼかすことができ、その基本地は、最大△(デルタ)の数値で変更することができます。

最大△(デルタ)とは

ぼかしをうける画素とその付近の画素の値の差の最大値を 0 から 255 の範囲で設定します。 この微変量値デルタを越える画素にはぼかしがかかりません。

選択的ガウスぼかしの使いどころ

上の説明ではいまいちなんのこっちゃ?だと思いますので、こういう時に使いますの一例を紹介します。

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上記の画像ではのように手前のものをはっきりと、奥のものをぼかして見せるときに使えます。

が、写真や画像によりコントラストは一定ではなく、なかなか思うように効果がかかりにくいです。

そこで、ぼかしをかけたい部分を選択し、重ねることでよりくっきりと奥行との差を演出することができます。

下記画像は分かりやすいようにぼかしをかけすぎてますが、上の画像とくらべ、建物の線は残しつつ、奥行との差がくっきりとでています。

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