選択範囲を逆転させる効果を持つ「選択範囲を反転する」は、合成などの加工にも使え便利な機能の一つです。

選択範囲を反転するって?

 

選択を解除の効果と使い方のページで「選択範囲」について書きましたが、選択範囲を逆転することを反転すると言います。

解りやすく言うとこういうことです。色が付いている部分が選択範囲

 

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通常選択範囲を指定すると、左の画像のように時計の中が選択の範囲となります。

「選択範囲を反転する」をクリックすることで、かかっている選択の範囲を逆転することができます。右の画像では時計の中は選択されていない状態になります。

※解りやすく色が付いているところが選択範囲になっていますが、GIMP操作中では選択範囲に色はついておりません。クイックマスクという方法を使えば選択している箇所を色付きで教えてくれますが、通常は点線のみです。

 

解りやすく二つの画像を合成してみます。

GIMPマスコットキャラクター「ウィルバーくん」を合成してみました。

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見ての通り、選択範囲の中でのみ、様々な効果が反映されます。

左の画像では時計の枠内にウィルバーくんがいます。

右の画像では時計の枠外にウィルバーくんがいます。

このようにクリック一つで、選択範囲を反転することができます。

選択範囲を反転する方法

  • イメージウインドウ上部メニュー ⇒選択 ⇒選択範囲を反転する
  • イメージウインドウ上で右クリック ⇒選択 ⇒選択範囲を反転する
  • ショートカットキー: 「Ctrl」+「I」

全て同じ効果ですが、手順が異なります。やりやすい方法で良いです。

 

注意点

選択範囲を反転するは「2012-04-25_2103034」このアイコンで表されますが、「階調を反転する」も同じアイコンを使っています。意味合いは違うのですが、反転というところでは同じなので間違って使わないように気をつけましょう。

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