GIMPには、洗濯範囲の縁を歪めることのできるScript-Fuが初めから導入されています。

選択範囲を歪めることで想像もつかないような選択範囲を指定できます。

選択を範囲を歪めてみる

選択メニュー⇒選択範囲を歪めるで、選択範囲を歪めるScript-Fuが開かれます。

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Script-Fuというのは、特定の効果をあっという間に生成できる機能のことです。

このscript-Fuというのは、初めから導入されているもの、配布されているものを導入することで使用できるものなどがあり、どれも特定の効果をあっという間に生成してくれるものになります。

 

選択範囲を歪めるScript-Fuを使うと、以下の様に洗濯範囲が異様な形に変化します。

初期選択範囲 拡散度:8 拡散度:50
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拡散度8だけでも選択範囲を指定するのは大変ですが、拡散度50にもなると人間の手で範囲指定するのは大変です。選択範囲を歪めるScript-Fuはこういった効果を一瞬でおこなってくれます。

 

因みに拡散度の話ばかりでしたが、粒状度、滑らかさどの値を上下させても選択範囲が歪みます。

その下にある、滑らかさを指定しているレ点も含めると、様々なバリエーションのゆがんだ選択範囲を作成できるでしょう。

 

なおScript-Fuの一番上部にあるしきい値とは、大きくすることで元の選択範囲より縮まり、小さくすることで選択範囲が大きくなります。

 

あまり使ったことのないScript-Fuですが、デフォルトでこれが導入されている理由がちょっとつかめません。画像加工に活かせる良い方法があるといいのですが…

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