レベルツールでは、対象のチャンネルの強度を変更できます。

レベルのダイアログ

レベルツールでは、対象のチャンネルの強度を変更する他、明るくしたり暗くしたり、コントラストの変更をしたりと、色の具合を変更できます。

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プリセット 画像の色設定のパターンを選べます
チャンネル チャンネルの変更がおこなえ、変更したいチャンネルを設定します
入力レベル 指定しているレイヤーの色調をヒストグラムで表しています
出力レベル 出力レベルにより変化をもたらす値の調整を行います
全チャンネル 全てのチャンネルに作用する設定をおこないます
この設定をトーンカーブで調整 現在の設定を引き継ぎトーンカーブに切り替わります。
プレビュー イメージウインドウ上での画像の変化を同時に見ることができます

 

プリセットメニュー

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プリセットの欄をクリックすると、導入されている色相/輝度/彩度のパターンを使用することができます。

「+」を押せばプリセットの登録をおこなうことができます。一度作ったもので何度も使用する場合や、お気に入りのパターンは登録しておきましょう。

また、プリセットの編集を「2012-05-17_1313322_thumb_thumb」からおこなうことができます。

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設定をインポート 読み込みです。以前おこなった処理を使用するときに使います。
設定をエクスポート 書き込みです。現在の設定を保存する際に使います。
プリセットデータの編集 プリセットデータを編集することができます。

 

チャンネル

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明度は画像の全てのRGBチャンネル値を変更します。
赤チャンネルに作用します。色の増減で赤-シアン間の色変化が起きます
緑チャンネルに作用します。色の増減で緑-マゼンダ間の色変化が起きます
青チャンネルに作用します。色の増減で青-黄色間の色変化が起きます
半透明なレイヤーや選択範囲に作用します。暗くすれば透明度が増し、明るくすれば、不透明になります。アルファチャンネルがない場合無効のコマンドです

 

チャンネルのリセット…チャンネルの変更をリセットします。

 

入力レベル

対象(画像、レイヤー、選択範囲など)の色調をヒストグラムで表したもので、暗い色調、黒三角「▲」明るい色調、白三角「△」その間の灰色三角「」を移動することでレベルの調整をおこなえます。

ヒストグラムでは画像全体の画素が棒グラフ上に表されており、レベル(色調)がチャンネル事に表されます。

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  • 暗い色調(レベル)…赤い枠内で表されている部分、黒三角「▲」
  • 中間の色調(レベル)…青い枠内で表されている部分、灰色三角「
  • 明るい色調(レベル)…緑の枠内で表されている部分、白三角「△」

それぞれの三角を移動するか、もしくは上下キーを増減させることで強調することができます。

中間色である灰色三角は、暗い色調▲、明るい色調△を移動した場合、自動で中間の色調を取ります。

 

出力レベル

出力レベルでは、対象に対する色調(レベル)の値を設定できます。

出力レベルは出力するためのものになるので、対象の色調(入力レベル)とは違い、対象に対する色調になります。

明度を調整すると、コントラストが減ったり、影は明るくなったりします。

出力レベルを真逆にすると「減算」と同じ効果に!

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全チャンネル

全チャンネルはすべてのチャンネルに作用する項目を定めます。

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自動調整 レベルの設定を自動的におこないます。
黒点を設定 黒点では暗い画素情報が入ります
グレー点を設定 グレー点では中間の画素情報が入ります
白点を設定 白点では明るい画素情報が入ります
自動調整 黒点を設定 グレー点を設定 白点を設定
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この設定をトーンカープで調整

現段階の設定をトーンカーブで引き継ぎます。詳しくはトーンカーブの使い方をご覧ください。

 

プレビュー

レベルで変化させた値がイメージウインドウ上の画像にも反映され確認することができます。

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