GIMPで画像加工するときによく使う機能が切り抜きです。

画像の一部分を切り抜き、新しい画像に貼り付ける。画像の一部の部分を切り抜く。

組み合わせによってはいくらでも応用に使えます。

GIMPの切り抜きは無数?

GIMPで切り抜きを行う方法はいくつかありますが、基本的に、選択範囲を作り「ctrl+v」キーで切り抜くことができます。

選択範囲の数だけ無限に存在するわけですから無数に存在することになります。

 

具体的な切り抜きの方法としては、選択ツールを使い分け、対象(画像やレイヤー、画像の一部分など)に対して一番適した選択範囲を指定してあげることです。

これは「かかる時間ややりやすさ」が基準になると思うので、ある程度選択ツールを使いこなす必要があります。

選択系ツール一覧

選択系ツールは7種類あります。それぞれ特化した性質があるので、全てとは言いませんが、使い方を覚えておくと加工、編集の幅がグっと広がります。

ざっくりと切り抜きするなら

画像をざっくりと切り取り抜くなら、切り抜きツールがあります。

2011-10-08_145112切り抜きツールは2011-10-08_142001矩形選択ツールと同じように範囲を指定し切り抜きします。

選択範囲を指定する前にそのまま切り抜くので、ザックリ切り抜くならこちらを使うと良いでしょう。キャンバスサイズも合わせて切り抜かれます。

2011-10-08_145112切り抜きツールの使い方

メニューから切り抜く方法

GIMPのメニュー画面から切り抜く方法もいくつかあります。

こちらの方法は特定の条件の元切り抜く方法になりますので、自由度は低いですが、特定条件の時にしようすると便利ですので覚えておきましょう。

 

切り抜きの参考に

切り抜きをしようにもどのツールを使えばいいか解らないというときに参考になさってください。

選択系ツール一覧 使用する状況
2011-10-08_142001矩形選択…⇒
2011-10-08_142259楕円選択…⇒
2011-10-08_142033自由選択…⇒
2011-10-08_142043ファジー選択…⇒
2011-10-08_142052色域を選択…⇒
2011-10-08_142059電脳はさみ…⇒
2011-10-08_142107前景抽出選択…⇒
四角い範囲を指定するときに使います

丸い範囲を指定するときに使います
自由に線を引き指定する範囲も自由に決めれます
選択した箇所のしきい値にのっとって指定します
選択した箇所の類似色をしきい値にのっとって指定します
自動で対象を指定してくれます
大まかに対象を塗りわけ指定します

メニューから切り抜き 各レイヤーやキャンバスなどの縁を基準に切り抜きます
画像の自動切り抜き

画像の選択範囲で切り抜き
最小枠で切り抜き
レイヤーの自動切り抜き
レイヤーの選択範囲で切り抜き

指定しているレイヤーのサイズを基準に切り抜きます

選択している範囲で切り抜きます(上下左右を基準)
最小枠を基準に切り抜きます(上下左右を基準)
レイヤーを基準に、自動で切り抜きをします
レイヤーの選択範囲を基準にします

ツールを使って直接切り抜き
2011-10-08_145112切り抜きツール 選択範囲を指定し、直接切り抜きます。キャンバスサイズも変更されます。

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