レイヤーには各レイヤーごとにレイヤーマスクと呼ばれる〝透過効果マスク〟を加えることができます。

レイヤーマスクは0~255の幅で陰影画素の集合体になり、値が小さいほど暗くなります(グレースケール)逆に、255の画素は白になり、完全不透明になります。

2012-05-14_1509474

レイヤーマスクは、追加することで初めて使用することができます。

レイヤーマスクの追加 レイヤーマスクを新しく追加します。
レイヤーマスクを適用 レイヤーマスクを同レイヤーに結合します。
レイヤーマスクを削除 レイヤーマスクを削除します。

同レイヤーに影響はありません。

レイヤーマスクを表示 指定しているレイヤーを不可視にし、レイヤーマスクを表示します。
レイヤーマスクを編集 レイヤーマスクを編集します。ダイアログ画面上でレイヤーマスクをクリックで白い枠がつき、選択できます。
レイヤーマスクを無効化 一時的に画像への反映を防ぐ効果があります。
マスクを選択範囲に レイヤーマスクを選択範囲にします。
選択範囲に加える レイヤーマスクを選択範囲に加えます。
選択範囲から引く レイヤーマスクを選択範囲から引きます。
選択範囲との交わり 選択範囲とレイヤーマスクの交わりを選択範囲にします。

 

レイヤーマスクの補足

レイヤーを追加することで、レイヤーダイアログ画面が下記画像のように変化します。

2012-05-14_15570952012-05-14_1531397

 

レイヤーマスクを表示のコマンドを有効にすると、緑の縁がつきます。

2012-05-14_153139112012-05-14_1541125

 

レイヤーマスクを編集のコマンドを有効にすると、白い縁がつきます。

※見づらいので、選択状態にしています(背景が青い状態)

2012-05-14_153139172012-05-14_1550014

 

レイヤーマスクを無効化のコマンドを有効にすると、赤い縁がつきます。

2012-05-14_153139212012-05-14_1550255

 

レイヤーマスクの選択範囲

マスクを選択範囲に

それまでの選択範囲をなくし、レイヤーマスクにある画像を選択範囲に置き換えます。

薄く白い箇所は不完全選択に変換されます。

2012-05-14_16092411

選択範囲に加える

レイヤーマスクの範囲を、選択範囲に加え、合わせて新しい選択範囲にします。

レイヤーマスクの白い箇所が選択範囲になり、黒い箇所は選択範囲外です。灰色はぼかしの入った不完全選択に変換されます。

元の選択範囲 元の選択範囲(不可視レイヤー)
2012-05-14_1624263 2012-05-14_1624383
選択範囲に加える レイヤーマスクの白い箇所は選択範囲外になるので、選択範囲に加えられない(引かれているような状態になる)
2012-05-14_1624023 2012-05-14_1623044[4]
レイヤーマスクを黒に 選択範囲に加えると、レイヤーマスク上の画像の選択範囲が加えられる
2012-05-14_1634093 2012-05-14_1625315

 

選択範囲から引く

選択してある範囲から、レイヤーマスクの選択範囲を引き、引いた範囲を新しい選択範囲にします。

 

レイヤーマスクの白い箇所が選択範囲になり、黒い箇所は選択範囲外です。灰色はぼかしの入った不完全選択に変換されます。

元の選択範囲 元の選択範囲(不可視レイヤー)
2012-05-14_1624268 2012-05-14_1624389
選択範囲から引く

(レイヤーマスクの背景が白)

選択範囲から引く

(レイヤーマスクの背景が黒)

2012-05-14_1645095 2012-05-14_1644115

 

選択範囲との交わり

選択してある範囲と、レイヤーマスクの範囲の共通部分だけを選択範囲にします。

元の選択範囲 元の選択範囲(不可視レイヤー)
2012-05-14_16242612 2012-05-14_16243813
選択範囲との交わり

(レイヤーマスクの背景が白)

選択範囲との交わり

(レイヤーマスクの背景が黒)

2012-05-14_1649353 2012-05-14_1650324

 

それぞれの特徴を掴みましょう。

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