GIMPの使い方

色相環から学ぶ配色の組み合わせ

色相環から学ぶ配色の組み合わせ

siki

色相環からセンスある画像を…

組み合わせ方で変わる見え方

「画像やデザインなどセンスがないと無理」という話しをよく聞きます。

私的には、国語や数学なんかと同じように学ぶことで、一般的に〝凄ぇ!〟と言われるところまではいけると思っています。興味がない方や、全く知らない方からすれば〝凄ぇ!〟という画像やデザインも、ちょっとしたことの組み合わせや集合で成り立っているので、ちょっとしたことを一つ一つ学び、練習することで、ある程度のことは誰にでもできます。

センスもその一つで、色の組み合わせ方一つで見え方や雰囲気が随分と変わります。

ここでは色相環から、色の関係性を学んでいきましょう。

 

色相環とは

色相環とは、虹のように並んだ色の図式を指し、12色や24色のものなど様々な種類があります。

ここでは12色の色相環から色の雰囲気を感じ取って頂ければと思います。

※下記画像は参考に載せております。各色、組み合わせにより見え方が異なるので、使いたい色の組み合わせ方を、色相環で照らし合わせてみましょう。

同系色の組み合わせ

同一色相…同じ色相の中で明度と再度を変化させ組み合わせたもの

赤ハート薄い文字 薄い青ハート青い文字

 

類似色相…色相環の図より、60度の位置にある色同士の組み合わせ

黄色ハート文字緑 赤紫ハート文字青紫

 

反対色の組み合わせ

補色色相…色相環上で反対に位置している色同士の組み合わせ

赤ハートに緑文字 青紫ハートにオレンジ文字

対象色相…色相環上で正三角形を置いたときに、2点に位置する色同士の組み合わせ

シアンハートに赤紫文字 水色ハートに黄色文字

 

トーンによる組み合わせ

似たトーンの組み合わせによる配色

緑ベース 赤紫ベース

 

まとめ

このように色の組み合わせを意識し、使い分けるだけで見た目がグっと良くなります。

画像加工をするうえでも、高め合う色、引き立たせる色の具合を意識し、沢山使いすぎないことがセンスある画像への近道になるでしょう。