回転ツールは、画像(レイヤー)や選択範囲、パスをグルグル回すことのできるツールです。
回転ツールを使いこなす
回転ツールは、画像に角度をつけたり、調整したりするときに便利なツールです。
回転ツールの使い方
- イメージウインドウ上部メニュー ⇒ツール ⇒変換ツール⇒回転
- イメージウインドウ上右クリック ⇒ツール ⇒変換ツール⇒回転
- ツールボックスの
回転ツールを選択
- ショートカットキー:「Shift」+「R」
回転ツールは、
- マウスを使って回転させる方法
- 角度を入力する方法
- バーを操作する方法
の大きく分けて三つの方法で回転させることができます。どれも同じ結果になりますがマウスを使った方法はアバウトに、角度を入力する方法は、正確に回転させることができます。
一枚の画像を回転させるのであれば、マウスで回せば良いですが、複数の画像を回転させる場合、揃っていたほうが綺麗なので、角度から合わせる方が良いでしょう。
マウスで回転
画像に直接カーソルを合わせ、ドラッグしながら回したい方向に回転させます。
角度を入力する方法 or バーを操作する方法
回転ツールを使用したときに出るダイアログ画面上でおこなう操作です。
より正確な角度が測れます。
回転ダイアログ画面の見方
上記回転ダイアログ画面は、下記の項目で設定できます。
角度 | -180度から+180度まで設定できます。
画面上、下のバーも比例して移動します。 |
中心座標X | 回転の中心点の座標を決めます。横軸の設定です。 |
中心座標Y | 回転の中心点の座標を決めます。縦軸の設定です。 |
なお、中心座標は単位の変更も可能です。
初期状態では、画像の中心に中心座標がしかれています。
中心座標XとYを操作し、中心をずらしてみると、回転する画像の動作も変化します。
なお、「ctrl」キーを押しながら回転させると15度づつ回転します。
回転ツールのツールオプション
回転ツール同様に変換ツールは同じ効果を持つオプションが多数存在します。
ですので、変換ツールの共通オプションとして別ページ記載しています。
回転ツールでは、一番下の「15度ずつ回転(Ctrl)」以外は共通していますので、上記リンクより、変換ツールの共通オプションを確認されてください。
GIMPでは、各ツールにツールオプションが設けられていますが、変換ツールや選択ツールのように、共通するものもあります。
たくさんあるようで覚えるのが大変かと思いますが、共通項目は覚えてしまえば、応用も簡単なので是非確認しておきましょう。
15度ずつ回転
上記で触れていますが、回転する角度を15度ずつズラして表示します。
「Ctrl」キーを押しながらでもできますので、どちらでもやりやすい方でドウゾ。
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