選択範囲をフロート化とは、フローティング選択範囲(フローティングレイヤー)を作成することです。フローティングレイヤーって(^^;?

フローティング選択範囲とは?

言葉自体は覚えなくても良いですが、効果は覚えておきましょう。

まず、フローティング選択範囲を作成することを選択範囲のフロート化と言います

  • イメージウインドウ上部メニュー ⇒選択 ⇒選択範囲をフロート化
  • イメージウインドウ上で右クリック ⇒選択 ⇒選択範囲をフロート化
  • ショートカットキー: 「Shift」+「Ctrl」+「L」

で使用することができます。

 

フローティング選択範囲のことを、フロート化されたレイヤーや、フローティングレイヤーと呼び、その効果は、一時的な仮レイヤーを作成し、一時的に加工・編集をおこなうことを意味します。

やはり解りづらいのでこっから図解でどうぞ♪

フローティング選択範囲を確認する

2012-04-25_21464812

まずは短形選択ツールで目の範囲を指定します。

 

 

2012-04-25_2147225

次に鏡面反転ツールで選択範囲を反転させます。

するとレイヤーダイアログの一番上にフローティング選択範囲というレイヤーが表示されます。

このレイヤーがフローティングレイヤーになります。

 

2012-04-25_2148045

※フローティングレイヤーは、固定・追加・削除のいずれかをおこない限り他のレイヤーを作業することができません。

 

左の画像ではレイヤーダイアログの「2012-04-25_220334_thumb1」錨のマークをクリックし、レイヤーを固定しています。

固定することで、フローティングレイヤーが無くなります(厳密に言うと、加工後のレイヤーが元のレイヤーと重なり一つになります)

 

 

 

 

2012-04-25_2148305

一つになったレイヤーは、加工が行われた後のレイヤーになり、何事もなかったかのように一件落着します。

一枚目の画像と見比べて見ると、レイヤーの数は同じですが、目の向きが変わっているのが確認できます。

 

このように、フローティングレイヤーでは、一時的な仮レイヤーを作成し、一時的に加工・編集をおこなうことを意味します。

 

フローティング選択範囲の自動生成

フローティング選択範囲は、自分で生成するものと、自動で生成されるものがあります。

貼り付けの使い方とポイントでも書きましたが、貼り付け系の加工と、選択範囲を指定している際の、2011-10-08_1451485鏡像反転、2011-10-08_1451326剪断変形、2011-10-08_1451265拡大・縮小、2011-10-08_1451195回転、2011-10-08_1451386遠近法のツールは、自動でフローティング選択範囲が生成されます。

 

注意点

フローティングレイヤーは、固定、追加、削除のどれかを行わない限り他のレイヤーを操作することができません。

 

また個人的にですが、固定よりは追加を選択し、最終的にレイヤーの結合をする方が良いように思います。理由は、後々変更や編集を行う際に、元画像も残っていたほうが良いからです。

最終的に完成前にレイヤーを結合することで、容量も軽くなりますし、失敗の恐れも少なくてすみます。

応用と遊び心

今回の図解で頑張ってもらったウィルバーくんをアニメ化してみました。

uxiruba-26

スポンサードリンク

記事が気に入ったらシェアお願いします