GIMP2.8にて新しく追加された機能「シングルウインドウモード」の説明です。

シングルウインドウモードって何?

GIMP2.8の記事はザックリと書いてきましたが、個別でもうちょっと詳しく書いていこうと思います。

シングルウインドウモードとは、GIMP2.8から追加された機能の一つで、ツールボックスやツールオプション、イメージウインドウ、ダイアログ画面とバラバラに表示されていたウインドウを一つにまとめ、一つのウインドウで管理できるようにした機能です。

GIMP2.8以前では各ウインドウがバラバラに表示されていたマルチウインドウが使われていました。

シングルウインドウとマルチウインドウで同じ状態をキャプチャしました。

マルチウインドウ

(GIMP2.8以前)

シングルウインドウ

(GIMP2.8追加機能)

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GIMP2.8ではシングルウインドウ、マルチウインドウが選べます。

基本的な並びは同じなので、使用についての不便さはかんじないと思います。

シングルウインドウモードの方法

イメージウインドウ上部メニュー ⇒ウインドウ ⇒シングルウインドウモード

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有効にするとシングルウインドウモードが使えるようになります。

 

シングルウインドウモードのメリット

シングルウインドウモードは各ウインドウを一つにまとめるので、何かのウインドウに隠れるということがなくなりました。

以前のマルチウインドウでは、各ウインドウが独立していたため、沢山のウインドウを開いている状態(フォルダ、ソフトなど)だと、その下に潜り込み使いづらいことがありました。

私もそうですが、デュアルディスプレイ(モニターを二つ使用)やワイドモニターを使用している方は多くのウインドウを開くと思います。

そうなるとマルチウインドウで隠れることが多くなり、ストレスを感じることも(笑)

シングルウインドウモードにすることで、ウインドウを一つにまとめることができ、全てのウインドウを同一ウインドウで表示できるので、このストレスがなくなります。

 

また、ペイントユーザー(windowsに最初から入っているペイントソフト)はシングルウインドウに慣れていると思うので、マルチウインドウより扱いやすいのではないかと思います。

GIMP2.8以前のユーザーにも、問題なく使えると思います。各ウインドウの位置は変わりませんし、自分のやりやすい配置にされていた方は、配置替えも可能です。(GIMP2.8は全体的に使いやすいバージョンアップをしていると思います)

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