GIMPはペイント系ソフト！ペイント系ソフトって？
GIMPのソフトウェア
GIMPはドットの集合体を組み合わせて使うペイント系ソフトウェアに分類されます。
ドットというのは、1点1点の小さい点のことを指し、その組み合わせにより画像を作っていることになります。テレビを間近で見ると、点の組み合わせを確認できますので、イメージがつかない方テレビ画面を近くで見てみてください。
おもに、画像加工系のソフトウェアは二つに分類され、ドロー系ソフトウェア、ペイント系ソフトウェアに分かれます。
ドロー系というのは、座標や方向性など数式で表示するタイプです。
ペイント系というのは、ドットの集合体でで表示するタイプです。
GIMPはペイント系に分類されます。
それぞれの特徴
ペイント系ソフトウェアの特徴
メリットとして線が自由に描けます。これがメリットというとドロー系ソフトを使っている方に怒られそうですが、慣れればドロー系でも自由に描けます。ただ、使い勝手が非常に手書きに近いと感じて頂ければ良いかと思います。
ドロー系と比べ、癖がないため誰でも扱いやすく初心者～中級者にかけてはペイント系を好む人が多いように感じます。写真加工も得意です。
デメリットとしては、拡大・縮小に弱いということです。
これはドロー系には太刀打ちできません。ペイント系の特徴であるドットでの描写は拡大・縮小に不向きです。
ドロー系ソフトウェアの特徴
こちらは逆に考えていただければ良いと思います。
つまり、慣れるにはちょっと時間がかかる。くせがあるのでとっつきにくい。
けど慣れればどんな画像でも〝作成〟からできます。
さらに数式で画像を表すため、拡大・縮小にも強く、どれだけ画像を大きくしようが荒くなることもありません。イラストやアイコンを描く際にはこちらをオススメします。
どちらも画像加工・編集ができますが、それぞれ持っている得意分野が違うということが違いの一つに挙げられ、場合によって使い分けるのが一番です。
とはいえ、できれば一つのソフトで使いたい。という考えもわかりますが、クオリティの高い画像を作るには適しているものを使うのが一番ということだけは覚えておきましょう。
有料ソフトと無料ソフト
有料のペイント系ソフト、無料のドロー系ソフトを紹介します。
| 有料のソフト | 無料のソフト | |
| ペイント系ソフト | Photoshop(フォトショップ) | GIMP(ギンプ) |
| ドロー系ソフト | Illustrator(イラストレーター) | Inkscape(インクスケープ) |
有料のソフトはどちらもとても有名なAdobeが出しているソフトです。
無料のソフトは、このブログのタイトルでもあるGIMPと、Inkscapeというソフトです。
どちらもPhotoshop、Illustratorの機能にとても似ており、無料で使用できるのが本当に有難いぐらいの機能を備えています。
他にも有料・無料のソフトはたくさんありますが、多機能のソフトを例に上げると上記のものが挙げられます。
まとめ
画像加工をしたい方は、自分の動機と照らし合わせてみると良いと思います。
- イラストが描きたいのか？
- 画像の加工をやりたいのか？
- お手軽にはじめたいのか？
- 極めたいのか？
優先順位をつけていき、見合ったソフトを使用するのが一番の近道です。
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