不透明度の強弱で色のバランスや、下のレイヤーを透かすことができます。
不透明度というのは、最初の画像が100%の状態とするなら、0になるほど透明になる処理をかけれることができます。
微妙な色の具合を変更したり、下のレイヤーを透かせたい時などにも使えます。
不透明度の操作
不透明度を操作して透明化します。ダイアログ画面の不透明度をドラッグして矢印の方向に移動します。
赤●レイヤーの不透明度を50にしました。色が薄くなり、下のレイヤーが透けています。
同様に、緑■レイヤーの不透明度を30にしました。
背景レイヤーの不透明度を下げると、灰黒のチェック柄がうっすらと出てきました。
チェック柄はGIMPでは透明の状態を表しますので、白色の背景を薄くしていくことで半透明のような状態になっています。
赤●、緑■、黄色★、三つのレイヤーの不透明度を50にしました。
はじめのサンプル画像と見比べると色の薄さが解ると思います。
さらに、各レイヤーが透けているのも確認できますね。
このようにレイヤーごとに不透明度は変えることができます。
色を薄くするだけではなく、下のレイヤーを透かす効果もあります。
※下のレイヤーを透かすことは、画像が混ざりあうことにもなります
レイヤーを透かすことは、画像のバランスを合わせたり、重ねて見せることができたり、画像加工をするときも便利ですので覚えておきましょう。
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