GIMPで画像を合成してみよう~ファジー選択編~
所要時間 画像次第、難易度★★☆☆☆
GIMPで画像を合成!
GIMPで画像を合成する方法はいくつかあります。
合成する方法は、画像と画像を組み合わせることで、画像と画像の境目を無くし一つの画像にすることです。合成というよりは、選択範囲をどのように指定するかが重要で、合成するとは、選択範囲の指定をいかにしてとるかで簡単にも難しくもなります。
GIMPでは、選択範囲の取り方がいくつもあるので、画像により適した選択範囲の取り方(もしくは組み合わせ)を使うことで、時間短縮を測れ、合成のクオリティも上がります。
ファジー選択を使った画像の合成方法
ファジー選択とは、背景を指定する時や、ある一片を選択範囲に指定するときに使うツールです。詳しい使い方はファジー選択の使い方をご覧ください。
ファジー選択を使った合成~チュートリアル~
- 合成する画像と元になる画像(背景)を用意する
- 合成する画像をファジー選択で範囲指定する。
- 修正、加工、編集する。
- 配置する(合成する)
合成する画像を用意する
まずは元になる画像(背景)と合成する画像を用意します。
今回はこちらの画像を合成したいと思います。
元の画像 | 合成する画像 |
合成する画像はなんでも構いませんが、形がハッキリしていたもののほうがやりやすいです。
ファジー選択を使い範囲を指定する
ファジー選択や色域選択を使うときのポイントは、しきい値の値をうまく設定するところにあります。しきい値についての考え方は上記ファジー選択の使い方を参照ください。
ファジー選択で背景をクリック | クイックマスクで範囲を確認 |
こちらはしきい値の初期値15で背景部分をクリックしたときの選択範囲を通常の選択範囲と、クイックマスクで見た場合を比較している図です。
背景の箇所にもよりますが、選択範囲がバラバラになっているのがわかります。
(クイックマスクでいうと、赤で塗られてない箇所が選択されている範囲)
今回の場合、中の画像だけが欲しいので、背景の灰色を取り除きたいわけですが、背景の灰色も、単色ではなく、微妙に色が変化しているので、しきい値の値が低いと、全てを選択範囲に指定してくれません。
そこでしきい値の値を上げていく必要があります。
しきい値25にした場合 | しきい値25のクイックマスク |
しきい値を15から25にあげてみました。今度は大きすぎて中の画像にまで選択範囲が及んでいるのが解ると思います。
このようにしきい値は大きすぎても小さすぎてもよくなく、丁度良い具合を測っていく必要があります。
今回の場合は中の画像の色具合と背景の色具合が類似色のために、15から25という値で範囲指定されましたが、画像(色)により、しきい値の幅はさまざまです。
しきい値20 | しきい値20のクイックマスク |
今度は上手く範囲指定できました。
ちょっとした修正は、そのままクイックマスクでして下さい。
⇒クイックマスクで選択範囲を作る方法
いらない部分を削除
ファジー選択では直接いらない部分(この場合は背景)を指定しているので、そのまま「Delete」を押すと選択している範囲が全て削除されます。
アルファチャンネルに注意しましょう。
アルファチャンネルが含まれていない画像だと、消去した時に背景色が塗られてしまします。
いらない部分は透かして、元の画像が見えるようにしたいので、アルファチャンネルを追加します。詳しくはアルファチャンネルを使っての透明化処理をご覧ください。
画像を合成する
元の画像と合成する画像が可視モードになっていれば、この時点でほぼ合成されていると思います。
後は合成する画像のサイズと位置を調整し、完成です。
特に大きな画像を合成する場合など、画像と画像のピントがあっていないことの方が多く違和感を感じることもあると思います。
そんな時は選択⇒境界をぼかす(画像のサイズにより値を調整)をおこなってください。
何度かかけてもOKです。
合成されました | サイズの調整 | 適所に合成する |
組み合わせ次第で、どんな画像、写真でも合成できます。
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