GIMPのツールではさまざまな方法で選択範囲を指定することができます。

このページでは各選択ツールに共通しているツールオプション機能をまとめています。

選択ツール一覧

まずは選択ツールにどのようなものがあるのか確認です。

各種選択名 GIMP上アイコン
矩形選択 2011-10-08_1420011[4]
楕円選択 2011-10-08_1422591
自由選択 2011-10-08_1420331
ファジー選択 2011-10-08_1420431
色域選択 2011-10-08_1420521[4]
電脳はさみ 2011-10-08_1420591
前景抽出選択 2011-10-08_1421071

このように7種類の選択方法があります。

ツールオプションでは各洗濯方法共通のものもありますので、このページでは共通の効果をまとめて解説します。

選択範囲のおさらい

まず「選択範囲」についてのおさらいですが、再三書いていくのもなんですから、下記のリンクを参考にされてください。

これから説明する「モード」について基礎から解りやすく書いているページです。

こちらを参考にされてください。

 

選択ツールの共通オプション

2012-04-26_1227355

上の画像はツールオプションの一部です。

「モード・アンチエイリアス・境界をぼかす」は、どの選択ツールにも共通してあります。

 

モードとは

モードとは、各選択ツールを使用する際、「どのような効果を持たせるか」というものを定める箇所です。そのまま使用できるもの、既に選択範囲がある状態でないと使用できないものがあります。

選択範囲を置き換え 2012-04-26_123218_thumb3 新しい選択範囲を指定します。前にあった選択範囲は置き換えられます。
選択範囲に加える 2012-04-26_123240_thumb1 それまでにあった選択範囲に付け加えられます。
選択範囲から引く 2012-04-26_123251_thumb1 それまでにあった選択範囲から、あたらく作られた選択範囲を除外します。
選択範囲との交わり 2012-04-26_123302_thumb1 それまでに作られた選択範囲と、新しく作られた選択範囲の重なり部分のみを選択範囲とします。

ショートカットキーでも操作が可能ですが、こちらのモードを変更することでも同じ操作ができます。慣れないうちはこちらを使うと良いでしょう。

 

アンチエイリアス

アンチエイリアスとは、表面をなめらかにする効果があります。

GIMPはドットを集めて画像とするペイントソフトなので、点の集合である画像を滑らかにするにはアンチエイリアス機能を使うことが非常に有効です。

 

境界をぼかす

選択範囲の境界線と、背景をなめらかにします。

なめらかに調和することで自然な仕上がりになります。

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